銀河の最果て

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【ネタバレ注意】大逆転裁判 次作につながる伏線謎まとめ&個人的考察・前編【大逆転裁判2制作快調記念】

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大逆転裁判ベストプライス版12月8日に発売!

 これを機会にプレイしてくださる方が増えることを心よりお祈りしています。

 

そして・・・

大逆転裁判2、全力製作中!

龍ノ介くんの異議ありのアレンジがかっこよすぎる・・・音楽は今作も期待が持てそうです!

 

ということで折角なので今回は、大逆転裁判に出てきた伏線や謎を一話から順にまとめ、それに加え自分なりに考えた考察も加えていこうかなと思います。

伏線をすべて把握し、ある程度考察を読んでおけば、皆様も次作がより楽しめるのではないかという名目の下、自分のごちゃごちゃになっている考えをある程度まとめておきたいという真の目的で、自分の不出来な頭なりに考えた稚拙な考察を晒してしまおうといった具合であります。もしかするとホームズ並のとんでも推理を披露してしまうかもしれませんが、まあ、そこはそれ、ということで。

 

 大逆転裁判の大きなネタバレがありますので、まだプレイしていない人は今すぐにこの記事を閉じたほうが良いと存じます。

またとても伏線が多い作品なため、紹介し損ねるネタもあると思いますが、どうかその無礼、お許し願いたい…。

 

 

 

検 討 開 始

H o l d    i t  ,  t h e   g a m e !

BGM:共同推理A(TYPE A)

第一話 大いなる旅立ちの逆転

ジェゼール・ブレットの犯行動機

やはりこの話で一番の謎はこれかと思います。

彼女はなぜ被害者であるジョン・H・ワトソンを殺さなければならなかったのか。

作中でもこの事件の話は以降ほとんどされず、これに関する情報は全くと言っていいほど出されません

ジェゼールに関する情報についても、英国から来た留学生という事以外は一切が不明です。謎だらけです。

にも関わらず、ジェゼールはこの後領事裁判権の発動により、大日本帝国では裁かれず英国で裁かれることになります。

これに対して作中で亜双義は「領事裁判権は既に執行しており、重大な事件でない限り発動するのは不自然」と語っています。また御琴羽教授の「最初からこの裁判はお遊戯のようなものだった」という発言から、ジェゼールも自分がこの国で裁かれることはないことを初めから理解していました。

このことから、ジェゼールは何か政府に働きかけが出来る程大きな身分なのか、後述しますが、政府からジョンHワトソン暗殺の使命を受けて大日本帝国に来たのかも、と僕は考えています。ジェゼールが留学中に毒の研究をしていたのもその目的があったからかもしれません。

 

そして大逆転裁判2で、もしかしたら彼女が再登場するのではないかと僕は考えているのですが、果たして彼女の行方は如何にというところです。

 

 御琴羽悠仁はかつてワトソン博士と共にある病院で働いていた。

 上に次いで気になるのはこの点です。

後の話でアイリスは「ホームズくんと追っていた事件の関係で遠くに行った」と話していますが、ここでは教授は「私が勇盟大学に招いた」と話しています。つまり当時ワトソン博士と共に働いていた御琴羽教授は、その事件になにか大きく関わりがあるのではないかと考えられます。この考えは後に出てくる「バスカビル」の謎に大きく関わってきます。

 

 

第二話 友とまだらの紐の冒険

亜双義一真の生死について

この話では1話で大活躍した亜双義が唐突に死んでしまいます。あまりにも衝撃の展開であり、逆転裁判1の2話を彷彿とさせますが、この亜双義の死についてはいくつか不自然な点があります。

  • 龍ノ介自身は死体を直接見ていない
  • 身体に目立った外傷がない
  • 死因に関しては船医による報告があるのみ
  • そもそも亜双義があのような死に方をするのか

 といった点です。

龍ノ介は写真でしか亜双義の死体を見ておらず、身体に目立った外傷はないため、その一見ではとても死んでいるようには見えません。

また亜双義は龍ノ介に対しこんな発言をします。

「オレには‥‥どうしても、やらなければならないことがある。‥‥そのためには、何を犠牲にしても、かまわぬ」

 「何を犠牲にしてもかまわぬ」という言葉は、目的のためなら手段は選ばないという言葉に言い換えることができます。

このことから、実は亜双義はまだ生きていて、何らかの目的のために死んだふりをし身を隠したのではないかという結論が浮かび上がってきます。

では、仮に生きていたと仮定するならば、どのような目的で死んだふりをしていたのでしょうか。

細長刑事は亜双義が暗殺されることなく大英帝国まで送り届けるという任務を携わっていました。

情勢が不安定で何が起こるかわからない、という理由からでしたが、実のところは本当に何者かに命を狙われており、その者の目を欺くために死んだふりをして雲隠れした、という理由が一つ考えられます。

またこの前のシーンで亜双義が龍ノ介に対し「ただ‥‥オレとしては。キサマが弁護士になって、いずれ‥‥」という言葉を残しています。亜双義の目的は龍ノ介に弁護士がなることと何らかの関連があることを示唆しています。そしてこれに対し龍ノ介は、その時の亜双義の目が見たこともない暗い色をしていたと言っています。

この後、亜双義の死によって龍ノ介は弁護士になることを決意することになります。つまり、龍ノ介を弁護士にするために死んだふりをしたのではないかという理由も浮かんできます。

 

しかし、生きていると仮定すると色々とおかしなことも出てきます。

  • 誰も息があるかを確認しなかったのか
  • ニコミナと亜双義が接触したのはあくまで偶然
  • ホームズは死体を調べている

という点です。最後の推理大戦の場面で、ホームズは「ちょいと死体を調べてきた」と、亜双義の手に握られていた証拠品を見せます。つまり直接死体に触れているはずなのです。流石のホームズでも人が死んでいるかどうかはわかる筈なので、もし死んでいないのならここで気づかないのはおかしいと思いますし、たとえ気づいていたとしても隠す理由はないはずです。もし生きていたということになれば、必然的にその方法が問われることになります。

これに関して一つ持論を考えたのですが、第5話で撃たれたホームズの手術をする際、全身麻酔を使ったという解説が成されます。完全にこれは想像でしかありませんが、その全身麻酔に近い何かを使ったのでは?と思っています。生きていたらの話ですが。

 

またこれはメタ的推理になるのですが、大逆転裁判2のロゴは見たとおり、2のロゴに亜双義のハチマキのようなものが使われています。このことからも、生きていた亜双義が大逆2で復活する可能性が示唆されています。あくまで可能性に過ぎませんが。

 

このように亜双義の死一つとっても、かなり謎の多い事案となっています。(ただ深読みしているだけかもしれませんが)

自分的に亜双義はかなり好きなキャラなので生きていて欲しいという願望があるのですが、ここまで生きていると連呼しておきながら、実は自分は本当にあの事故で死んだと思っている派です。やっぱり生きていると考えると色々と不自然なんですよね…。

まあここのところ果たしてどうなるのか、大逆2に期待というところですね。

 

亜双義一真の目的

上でも書いたとおり亜双義はとある目的を持って留学を決意しています。また亜双義は度々「俺はこの国の司法を変える」という言葉を発しています。なので日本の司法を変えるための何かということはもちろんわかりますが、正直この辺はほとんどわかりません。なんの根拠もない予想ならばいくらでも思いつきますが、作中にもその目的のヒントとなるものはないので、ここではこれに関する考察は控えておきます。

 

『狩魔』

亜双義の持っている刀。もしかすると何かの伏線である可能性がありますが、ただのファンサービスである可能性も高いです。あえて伏線として考えるとするならば、亜双義が狩魔一族の関係者であり、大逆2にて検事として出てくる伏線ではないかと考えることもできます。

 

ホームズが船に乗っていた理由

作中では全く言及されていませんが、よく考えると大英帝国に向かう船にホームズが乗っているのは少し不自然です。一体何故あの船に乗っていたのか、その理由は果たして本編となにか関わりがあるのでしょうか。

 

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次回から帝都ロンドンでの謎、そして新しく出たPVの内容に関しても少し触れていければなと思います。